「ジャブで体制を崩し、突破口を見出せば、すかさず右ストレートを打つべし。」
「うつべし!うつべし!」
「えぐり込むようにうつべし!!」
粗大ごみ置き場に、使い古した汚いベッドが捨ててあったら打ち込んじゃいますよね?
デュクシデュクシと打ち込みますよね、あしたのために。
やるでしょう~、皆さんなら一度はこんな経験あると思います。
でも、あれ?
よく見るとこれ僕のベッドじゃない!?!?!?
このチョコレートのシミ、僕のつけたシミじゃない?? ってなった経験はあります?
えっ、僕のベッド?
「どうして僕のベッドが捨ててあるの!?」
ベッドがひとりでゴミ置き場まで歩いた。怪奇現象?
ってそんなわけなくないです?
粗大ごみシールを見ると、たしかに「氏名:プロダクトラボ」と書いてる!
ぼく「何でベッドが捨ててあるんですか?」
会社の人「あ、あのベッド?捨てましたよ、というかお泊りスペース無くなりましたよ?」
ぼく「えっ、どうしてそういうことするの?村八分なの??」
会社の人「あれ邪魔なんですよー、ていうか会社では寝ないでくださいよ」
ぼく「ちょっと何言ってるか全然わからないのですけど」
会社の人「だからいい加減家借りてくださいよ。会社じゃないの?家なの?ここ」
ぼく「家だよ!!!家だったよ!少なくともベッドがあるまでは!」
会社の人「会社でしょ~(笑)つーわけで家はなんとかしてくらっさーい。」
ぼく「ちょ、まっ! ガチャ・・・ッツー ッツー ッツー」
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!
という経緯で先月急遽、家を借りたわけじゃないですか僕。
もの凄いスピードで追い出されたって話しましたよね。
いやあ、そうなんです。遂に乗っ取られたんですよー。人って怖いですね。
こうもあっさり裏切ることができるのかって。いやー怖い怖い。
やっぱり大切ですよね、人の気持ちを思いやって、相手の立場になって考えたりすることって。
義理人情ですよね。生きていく上で、少なからず必要なことだと思うんですよ。
それなのにうちの会社のような者ときたらもう・・・がっかりですよね。
ベッドどーするのよ!
「どこで寝るの?床で寝るの?地面で寝ろってこと?土なの? 土って美味しいの?」
ねぇムクエミさん!!!どうしてくれるの? なんかいい案ないの??
ムクエミ「うも~~~うしょうが無いなあ、うちで作ってあげるよ。今からおいで」
義理人情に厚い!
義理人情に厚い人いた!!!!
ムクエミさんは義理人情に厚い!
というわけで
この板、買った。
この板カッコイイ!!!
買った。
でもなんか
これなんか違うな。
髪型がいつもと違う?
顔も違うな。
ていうかオーラが違うな。
あ僕いた!!こっちだ!
やっぱり違った!! すごい残念!!!
天板の美しさに思わず一瞬イケメンになったような錯覚をしてしまいましたよ
通常に戻った時の絶望感が何より残念。天板は気に入ったけどこれ本当に僕です?
でも不思議ですよねー、僕も佐藤健さんも同じ人間なわけで、
人間としての違いはそこまでかわらないと思っているんですが
コントラスト効果って言うのでしょうか?
錯覚してからというものの、思いっきり自信喪失してしまう程の残念っぷりですよねー。
違う生き物からしたら人間はどれも人間でしょー
あれ、でもこれは全然違う生物だよねって人間を失う感覚ですよね
もはやコントラストですよね。
あっ
でもちょっとまって・・
もしかして、
これ髪型だけなんじゃない?
髪型だけしかか違わないんじゃない?
イケメンは髪型が全て、
ひょっとしたらイケメンになれるんじゃない?
これを・・こうして、
こうしたら
案外ぼくじゃないです?
いつもの僕じゃないけど、こういう顔もしなくなくないです?
あ違った!!!
やっぱり違った。
コントラスト効果すごい!
ところでこんな感じのデザインでお願いしたいのですが
ぼく「横幅2mで、薄さ1cmぐらいだと折れちゃいますかね?」
ムクエミ「それは絶対に折れるけど、折れない方法も、無くはない・・。」
ぼく「えっ。できちゃいますの?」
ムクエミ「確実に折れない方法もできなくは、無い。ただ・・。」
ぼく「なんです?できるなら、やってほしいです。」
ムクエミ「いや、とにかくやってみよう。久々に腕がなるぜ。」
ぼく「ありがとうございます!ありがとうございます!」
ムクエミ「時折・・理屈にあわないことをするのが人間なのよ・・。」
ぼく「なんか良くわかんないけどカッコイイぜムクエミさん。」
天板はカットしていいの?
ほら僕、いつもこうやって、
S字になって寝るじゃないですか。
これは必要なんですよね。
ホントこうじゃないと、寝違えちゃうんですよ。
色は焦げ茶で、いいんだね?
ムクエミの言葉「塗装をするとせっかくの無垢が台無しになるから、オイルで決める。」
「オイルをバカにしちゃあいかんよ。木との相性で、どんな色も自在に演出できる。」
「ほーらこのとおり、無垢が喜んでいるじゃないか~」
さすが無垢笑み!ムクエミですね!
凄い!サンプルじゃイメージ沸かないけど、ぼくのイメージが完璧に伝わってる気がする。
どうもムクエミさんの言葉には不思議と説得力があるぜ。
足はシンプルデザインのステンレスでどうだい?
やっぱり僕のイメージが完璧に伝わってますよね。そう、まさにこういう足が良かったんだけど
あるんですねー。存在しないかと思っていたので、本当にビックリマンチョコです。
もう後は全部お任せしますので!
んじゃ、一週間後、完成したら届けてあげるね。
ぼく「え、いいんですか?設置までしてもらっちゃって。」
ムクエミ「えっ自分で運べる?」
ぼく「本気出しても絶対運べないですね。」
ムクエミ「だろう~?心配せず家で待ってろって^^ デュクシ」
ムクエミ「でも悪いな・・。 一週間、床で寝ることになるんだろう?腰を痛めないようにね」
<僕は一生この人について行こう。> と誓ったのは言うまでもない。
そして一週間が経過したのち
ここに
こんな感じで。
設置してもらった!!
完成したんだ!!いよいよ!!
オーダーで作ってもらったデスクがいよいよ完成した!!
凄い!このデスクかっこよい!
かっこよい!!イメージ通り。
あれ?ていうかデスク??
配線通す穴もあるし、PCデスクじゃないこれ??
ん、あれ?デスクで良いんだよな。
ムクエミ「デスクだよ!頼まれてたヤツ。」
そっか!そっか。デスクでしたよね、頼んでたヤツ。
ムクエミさんありがとうございます僕のデスク!
ちゃっかりムクエミさんが一番に座ってたけど、かっこよいですよデスク。
大変気に入っています。
このチェアはデスクが届いてから座るからデスクが完成するまでは座らないでおこう~。って思ってたチェアにためらいなく一番最初に座られたけど、そんなのどうでもいいぐらいカッコイイですよ!
というかなにか大切なことを忘れている気がするけど、
それでも世界にひとつのオーダーデスクですからね!作ってくれて本当に感謝です。
まさに匠のサプライズですね。