けん玉検定1級レベルの技、コツをできるだけ具体的に書いてみます。
※途中、カメラのバッテリーが切れたので、写真の雰囲気がバラバラだったりします。。
※先日nanapiさんでも記事を書かせて頂きました→http://nanapi.jp/69545/
日本けん玉協会認定のけん玉について
今回は「けん玉検定を取得する方法」という目的で書いていきます。まず、けん玉検定をうけるためには、「NPO法人日本けん玉協会」という団体が作っている日本けん玉協会認定けん玉 というけん玉を使わなければなりません。ということで、この記事では、けん玉協会認定のけん玉を使ったレクチャーをしていきたいと思います。
※ちなみに日本けん玉協会認定のけん玉は 競技用けん玉 「大空」や、Amazonなんかで購入できます。
けん玉の認定表で技を確認
けん玉認定表PDFダウンロード
上記PDFの技を、「10回中3回成功でクリア」というルールがありますが、しかし、一度技を覚えてしまえば、10回中3回というのは割りと簡単にできたりするので、そこは気にせず技を覚えることに集中していきましょう。後半に技のコツを、1つずつ書いていきますので、まずは基本的なことから説明していきます。
持ち方、持ち手について
実はけん玉には、持ち方がたくさんあります。技によって持ち方が異なり、また、持ち方が違うと、検定で怒られたりします。10級~1級では、以下の持ち方を使います。
「皿グリップ」
鉛筆を持つように、親指と人差し指でけん玉を持ちます。次に中指、薬指、小指を皿に添えます。
「中皿用グリップ」
持ち手の部分を逆にして、持ちやすいように持ちます。
※8級の「中皿」で使う持ち方です。
「ろうそくグリップ」
「日本一周系グリップ」
「とめけんグリップ」
親指と人差指、中指でけん玉を持ちます。
次に薬指、小指を中指の下に添えます。
※とめけんで使います。
「飛行機グリップ」
けん玉の基礎、からだ全体で!
一度もけん玉をやったことがない、という方はあまりいないと思いますが、
ほとんどの方が人生で1時間もやったことがない遊びだと思っています。
そんな方でもすぐに1級を取得するためには基礎ができていることが重要です。
基礎ポイント1:けん玉の構えとひざのクッション
まず、どのスポーツもだいたい同じですが、体制は利き手側の足を半歩前へ。重心はつま先に。肩の力を抜いて自然に構えます。そしてひざのクッションを使って1・2・3のリズムで技を繰り出します。
1でひざを曲げ、2で伸び上がり、3で軽く膝を曲げて玉を受け止めます。この時、玉の動きと目線の動きを同じ速さにして動かすことで、空中に浮いている玉が止まって見えてきます。逆にリズムがあっていないと、玉が早くて スピードについていけません。
玉のスピードに合わせて、体全体で玉についていくようにして動きます。(※よって、ひざが重要となります)けん玉の動作は1・2・3のリズムor1・2のリズムの二通りしかありません。
10級~2級までは「1・2・3のリズム」1級の灯台という技だけ、1・2のリズムを使います。
「1・2のリズム」については後で説明していきます。
いよいよけん玉にトライ!
10級~7級までの技は、上記で記載した基礎を使えば、もうすでにできているはずかと思いますので、説明するまでもありませんね。「1・2・3のリズム」を意識して、充分にひざを使ってみてください。
10級:大皿
3つある皿の一番大きな皿に乗せる技です
9級:小皿
1番小さな皿に乗せる技です。
8級:中皿
持ち手のところとなる中位のサイズの皿に乗せる技です。
7級:ろうそく
けん先を持って、中皿に玉を乗せます(ろうそくグリップ)
ここまでは、30分もあれば、できるようになると思います。
6級から1級までは動画で覚える
6級から、少し難しくなってきますので、ここからが重要です。文章では説明しづらいところもありますので、6級から1級までの技は動画と一緒に覚えていきましょう。
6級:とめけん
けん玉を手にすれば一度は誰もがやってみたいと思う憧れの技。
そんなカッコイイ技も、検定ではたかが6級です。難しそうに思えて非常に簡単な技です。
10~7級で覚えたリズムと全く同じ動きで、持ち方を「とめけんグリップ」にします。
コツは、向きは必ずピタリと止めたまま真上に真っ直ぐひざを使って玉を持ち上げる だけです。
これで入ります。
(ちなみに、決して玉は回さないでください。※違反になります。)
5級:飛行機
玉を持ち、前に振り出したけんを穴で受け止める技です。「飛行機グリップ」を使います。
1.ひざをまげながら、左手のけんを離し、静かに前へ振り出す。
2.けんが構えた前の足を通り過ぎたら、のびあがるようにしながらけんを軽く引き上げる。
3.さかさまに落ちてきたけん先を玉で受ける。※ひざをやわらかく使う
4級:ふりけん
飛行機の逆バージョン。
これはちょっと難しい。でも諦めないで!コツを掴めば簡単です。
手首を返して玉の穴を自分のほうに向けるのがコツです。
1.けんグリップで、腰を落としながら玉を下から前のほうへ振り出す。
2.玉が前の足を通り過ぎたときに手首を返しながらのびあがり、玉を引き上げて回転を加える
※↑ここが難しい
3.ひざをやわらかく曲げながら、落ちてくる玉をけん先で受け止める。玉の穴をよく見て落ちる場所を見極めよう。
3級:日本一周
小皿→大皿→けん先 の順番で受ける連続技です。※かなり簡単です。
持ち方は「日本一周系グリップ」で、玉を乗せかえる度に1・2・3のリズムを使ってください。
小皿→大皿まではすぐにできるようになります。最後けん先に入れるには
小皿、大皿に乗せる時に穴の位置を自分の方向に調整しておくことがコツです。※詳細は↑動画で。
2級:世界一周
小皿→大皿→中皿→けん先の順番で受ける連続技です。 ※日本一周よりは少しむずかしいです。
基本的には日本一周の応用で、1工程多く皿に乗せるので、玉の穴の位置をずらさないようにするのがコツです。
1級:灯台
この技に関しては、見た目よりもかなり難しい技です。
動画のとおり、「飛行機グリップ」で真上にまっすぐけんを引っ張り、玉の上にピタリと乗せます。
この時、3秒以上乗せていないと反則になりますので、しっかり3秒以上キープしましょう。
これに関しては3日~1週間は練習が必要なので、練習方法を紹介します。
1.まず、真っ直ぐけんを引き上げること。
真っ直ぐ引き上げられるようになったら、とりあえず玉の上には乗るようになります。
※これは感覚でまず覚えてください。動画も何度も再生してください。
2.3秒のキープがどうしてもできない場合は、まず手で灯台の完成系をつくってください。
そこで3秒キープできるかをやってみてください。
3秒キープができるようになったら、そのままの状態で、屈伸運動します。
屈伸運動してもけんが落っこちないようにキープできるようになったら、今度は体をぐるっと一周まわってみます。
それでもキープできるようになったら、もうすぐ習得できるでしょう。
最後に
上の技をマスターしたら、いざ1級取得の検定にチャレンジです!
検定会場はホームページ上で公開していないようなので、日本けん玉協会に直接メール等をして
具体的な日時を確認してください。
これまで説明したテクニックを学べば必ず1級を取得できますので、
資格を何ももっていなかったあなたも明日から「けん玉検定1級を持っています!」と、堂々アッピールでき、
大学受験や、就職活動にも役立つことでしょう。
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